「逆輸入の大型FW」
プロキャリアのスタートはヨーロッパ。
高卒で単身ヨーロッパへと渡り、4カ国でのプレーを経験しています。
プレーの特徴はというと・・・。
190cmの大型FWなのによく走り、守備にも積極的。
そして、短い時間でも結果を残す。
勝負強さが光る、”ゴール前の仕事人”です。
今回は、木下康介のプレースタイルと経歴をご紹介します。
「もっとサッカーが楽しくなる」をテーマに、ブログを書いています。
【10分以内】で、気軽に読める記事がたくさんあります。
初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。

木下康介ってどんな選手?
- 名前:木下康介(きのした こうすけ)
- 生年月日:1994年10月3日
- 出身地:東京都大田区
- 所属チーム:サンフレッチェ広島
- ポジション:FW
- 背番号:17番
- 身長:190cm
- 体重:85kg
- 利き足:右
日本代表歴
Embed from Getty Images- A代表:なし
- 世代別:U-19(2013年)
U-17、U-19の頃に世代別日本代表に選出されています。
逆輸入選手
Embed from Getty Images高校を卒業と同時にドイツに。
プロキャリアのスタートはヨーロッパ。
2021年にJリーガーになるまでに、4カ国のリーグでプレーしています。
- ドイツ
- スウェーデン
- ベルギー
- ノルウェー
GK→FWに
Embed from Getty Images9歳でサッカーをはじめた木下選手。
小さい頃から背が高く、それもあってポジションはGK。
そのあと、”GK→DF→MF→FW”と、少しずつ前線のポジションに変わっていきます。
木下康介の着用スパイク
Embed from Getty Imagesメーカー:ナイキ
木下選手は、ナイキの”ファントム”を着用しています。
ファントムシリーズは、ボールタッチに定評があるシューズ。
シューズの表面に加工を施し、”パス・トラップ・シュート”の精度を高める人工皮革のスパイクです。
木下康介のプレースタイル
Embed from Getty Images「ゴール前の仕事人」
- 空中戦での強さ
- 両足からの正確なシュート
- 勝負強さ
190cmのFW。
空中戦でも地上戦でも、「イーブンなボールをマイボール」に変える強さを持っています。
前線のターゲットになりつつも、守備にも積極的。
非常に献身的な選手です。
そして何より、”決定力の高さ”が抜群。
短い出場時間でも、”結果”を残します。
木下康介の経歴
- ドリームスSC
- 横浜FC Jr.ユース
- 横浜FCユース
- フライブルグ(ドイツ)
- FC08ホンブルグ(ドイツ)
- ハルムスタッズBK(ノルウェー)
- シント=トロイデン(ベルギー)
- スターベク(ノルウェー)
- 浦和レッズ
- 水戸ホーリーホック
- 京都サンガF.C.
- 柏レイソル
- サンフレッチェ広島
小学生時代
小学生時代はドリームスSCでプレーしています。
小学校入学前から、周囲よりも頭ひとつ大きな体格。(参照:スポーツ報知)
GKからFWまで様々なポジションでプレーし、4年生からはFWの選手に。
中学・高校生時代
中学・高校生時代は横浜FCの下部組織でプレーしています。
- 横浜FC Jr.ユース
- 横浜FCユース
「横浜FCユースの最高傑作」とも呼ばれた選手。(参照:Sports navi)
マンチェスターシティ(イングランド)、フライブルグ(ドイツ)の入団テストに合格。
トップ昇格か、海外挑戦かで悩むも、海外移籍を決断しています。
海外クラブ
高校卒業と同時に、ヨーロッパへと渡ります。
・フライブルグⅡ(ドイツ):2023年現在、トップチームに堂安律が所属。
・FC08ホンブルグ(ドイツ4部):出場機会を求めての移籍
・ハルムスタッド(スウェーデン2部):シーズン13ゴール
・シント=トロイデン(ベルギー):日本人5人が所属
・スターベク(ノルウェー):ユンカー(名古屋)とチームメイト
6年間をヨーロッパで過ごし、日本に帰国します。
シント=トロイデン時代のチームメイト
・遠藤航
・冨安健洋
・鎌田大地
・関根貴大
浦和レッズ
Embed from Getty Images2021年8月に浦和レッズに入団します。
”逆輸入選手”として期待されるも、コンディション不調もあり出場は2試合のみ。
半年の在籍で、新天地へと移籍します。
浦和での成績
・2021年:2試合0ゴール
浦和時代のチームメイト
・阿部勇樹
・興梠慎三
・西川周作
・槙野智章
・柏木陽介
・武藤雄樹
・西大伍
・山中亮輔
・伊藤涼太郎
・伊藤敦樹 など
水戸ホーリーホック
Embed from Getty Images2022年に水戸ホーリーホックに移籍します。
”二桁ゴール”を目標に掲げ、有言実行の”12ゴール”。(参照:タグマ)
チーム総得点の1/4が、木下選手の得点です。
水戸での成績
・2022年:38試合12ゴール(J2)
水戸時代のチームメイト
・鈴木喜丈
・安藤瑞季
・山口瑠伊
・新里涼
・鵜木郁弥 など
京都サンガF.C.
2023年に京都サンガF.C.に移籍します。
スリートップの左を務め、前線からの守備にも積極的。
得点数こそ多くはなかったものの、ゴール以外の仕事も巧みにこなしています。
京都での成績
・2023年:25試合3ゴール(J1)
柏レイソル
Embed from Getty Images2024年に柏レイソルに移籍します。
残留争いに苦しむクラブにおいて、”2桁ゴール”を達成。
「木下が出れば点を決める」と言われるほどの高い決定力を見せつけました。
2025年からは新監督(リカルド・ロドリゲス)が就任したこともあり、序列が低下。
それでも、14試合3ゴールという結果を残していましたが・・・。
シーズン途中に、上位争いのライバルへの移籍を決断しています。
柏での成績
・2024年:38試合10ゴール(J1)
・2025年:14試合3ゴール(J1[途中退団])
サンフレッチェ広島
2025年6月にサンフレッチェ広島に完全移籍します。
タイトル獲得への切り札として加入。
目指すは、2年連続でのシーズン2桁ゴール。
まとめ
2025年に、プロキャリア9回目の移籍。
1年ほどでの移籍も多く、「渡り鳥」のような選手です。
それなのに、サポーターからはとっても愛される。
それは、彼の人間性とプレーの質を物語っているでしょう。
そして、ゴール直後の雄叫びがサマになる選手です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!


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