「J屈指の威圧感」
- 191cmの長身
- スピード自慢
- 日本とガーナのハーフ
特徴をあげただけで、”ポテンシャルの高さ”を感じさせるDF。
そして、”威圧感”はJリーグ屈指のものがあります。
ただ・・・。
サッカーファンの間では、”退場の多さ”でもやや有名。
今回は、アピアタウィア久のプレースタイルと経歴をご紹介します。
「もっとサッカーが楽しくなる」をテーマに、ブログを書いています。
【10分以内】で、気軽に読める記事がたくさんあります。
初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。
アピアタウィア久ってどんな選手?
- 名前:アピアタウィア久(ひさし)
- 生年月日:1998年10月18日
- 出身地:愛知県名古屋市
- 所属チーム:京都サンガF.C.
- ポジション:DF
- 背番号:5番
- 身長:191cm
- 体重:83kg
- 利き足:右
日本代表歴
- A代表:なし
- 世代別:U-21日本代表(2017年)
2017年に、U-21日本代表に初選出。
この時、プロの中に混じって選出された大学生は3人だけ。
2017年パラグアイ遠征に参加した大学生
・アピアタウィア久(当時・流経大)
・小島享介(当時・早稲田大)
・上田綺世(当時・法政大)
ガーナ×日本のハーフ
Embed from Getty Images- 父:ガーナ人
- 母:日本人
両親は6歳の時に別居し、母子家庭で育っています。
両親ともにアスリートで、運動の能力の高さはしっかりと受け継がれています。(参照:ゲキサカ)
・父:陸上短距離選手
・母:バスケで東海大会に出場
・妹:陸上短距離で愛知県3位
高校3年の夏まで控え
Embed from Getty Imagesプロになる選手は、若くから才能を発揮していることが大半。
”1.2年生の頃からレギュラー”というケースは珍しくありません。
アピアタウィア選手は、その真逆。
中学時代にはサッカー推薦の話はなく、”高校3年の夏まで控え”に甘んじていました。
そこから高校・大学ともに全国大会に出場し、見事プロ入り。
「下から這い上がった選手」の代表格かもしれません。
声は超ハスキー
自他共に認めるハスキーボイス。
得意なモノマネは、元・プロレスラーの天龍源一郎。
モノマネをしなくても、素のままでも似ています。
退場の多さで有名に
Embed from Getty Imagesポテンシャルの高さが知られていますが、さらに有名なものが。
それが、”退場の多さ”。
「86試合で5回の退場」。(2023、2024年は2回の退場処分)
”17試合に1回退場”というハイペース。(2024年7月時点)
ただ、退場数歴代No.1のストイコビッチは、”14試合に1回の退場”と、さらにハイペース。
不名誉なNo.1に君臨しないことを祈ります。
イエローカード・レッドカードを受けた数
・2021年:8枚(イエロー)、1枚(レッド)
・2022年:7枚(イエロー)、0枚(レッド)
・2023年:2枚(イエロー)、2枚(レッド)
・2024年:3枚(イエロー)、2枚(レッド)
※2024年はシーズン途中
中指を立てたのがVARで確認され、退場処分を受けたことも。
アピアタウィア久の着用スパイク
Embed from Getty Imagesメーカー:アディダス
アピアタウィア選手は、アディダスの”コパ”を着用しています。
とても柔らかく、ボールタッチのしやすさが特徴の天然皮革のスパイクです。
アピアタウィア久のプレースタイル
Embed from Getty Images「ポテンシャルの塊」
- 空中戦での強さ
- スピード
- 対人プレーでの強さ
最大の魅力は”身体能力の高さ”。
191cmの長身に加え、跳躍力も抜群。
DFとは思えないスピードも持ち、「終わった・・・」と思うシーンでも追いついてしまうほど。
”陸でも空でも強いDF”です。
アピアタウィア久の経歴
- 愛知FC U-12
- 愛知FC U-15
- 東邦高校サッカー部(愛知県)
- 流通経済大学サッカー部
- ベガルタ仙台
- 京都サンガF.C.
小学生・中学生時代
小学生・中学生時代は、愛知FCでプレーしています。
5歳でサッカーをはじめ、10年間所属。
中学校3年間では成長期が訪れ、”153cm→183cm”まで急成長しています。
当時のポジションはFW。
高校生時代
高校生時代は、東邦高校サッカー部でプレーしています。
予備校に通い、一般入試で入学。
愛知県内の強豪校で、高校1年生の頃は1番下のチームで過ごしています。(全部で5カテゴリー)
そんな”下にいた部員”が、下克上を起こします。
・高2の冬:CBにコンバート
・高3の夏:初のAチーム入り
・高3の9月:念願の公式戦デビュー
・高3の冬:選手権(全国)出場
さらには、関東・関西の強豪大学からのオファーも。
「シンデレラストーリー」としか言いようがありません。
大学生時代
Embed from Getty Images大学生時代は、流通経済大学サッカー部でプレーしています。
1年生でトップチームデビューを果たし、CBとSBでプレー。
大学4年間では肉体改造にも励み、体重は”70kg→83kg”に増加。(参照:ゲキサカ)
大学4年時には、自身初の日本一も経験しています。(アミノバイタルカップ)
ベガルタ仙台
Embed from Getty Images2021年にベガルタ仙台に入団します。
コロナの影響でレギュレーション変更があり、”4チーム降格”の難しいシーズン。
開幕スタメンを勝ち取り、シーズンを通してレギュラーとして奮闘しますが、19位でJ2降格が決定。
この年に受けたレッドカードは1枚(イエローは8枚)。
仙台での成績
・2020年:6試合0ゴール(J2・特別指定)
・2021年:29試合1ゴール(J1)
仙台時代のチームメイト
・西村拓真
・赤崎秀平
・冨樫敬真
・関口訓充
・マルティノス
・スウォビィク など
京都サンガF.C.
Embed from Getty Images2022年に京都サンガF.C.に移籍します。
チョウ・キジェ監督の求める”球際の強さ”にピッタリの人材。
ゴール前で圧倒的な存在を放つ反面、”退場”でも有名な選手に。
2023年・2024年は、シーズン2度の退場処分を下されています。
京都での成績
・2022年:17試合0ゴール(J1)
・2023年:18試合0ゴール(J1)
・2024年:22試合0ゴール(J1)
まとめ
見たからに「強そうなDF」で、威圧感は抜群。
相手にしたら、「アピアタウィアがいる所は避けたい」と本能的に感じてしまいそうです。
味方からすれば、心強い存在であることとは間違いありません。
あとは、”赤い紙”をもらうことをなくせれば!!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
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